まぐろぐ-FEHメモ帳

主にFEHの闘技場関連で、査定計算などを取り扱っています。Twitter:kmaguro

闘技場/継承可能なC300スキルの登場の影響

今回は、2019/01/01より登場する継承可能なC300スキルの登場の影響について解説します。

 

 



今回は正月超英雄フリーズが攻撃の鼓舞4を、
同じく正月超英雄スリーズが速さの相互鼓舞を持っています。
継承可能なC300スキルが登場した場合の影響は


magulog.hatenablog.com

こちらの記事で解説した通り、タイプA、C、F、G、Hが1段階アップとなります。

  • タイプA 専用スキルを持たない(もしくは専用スキルのSPが継承可能なスキルと変わらない)、武器種杖以外のキャラクター
  • タイプC 専用スキルを持たない、武器種杖のキャラクター
  • タイプF 専用のスキルを武器だけに持つ、「歌う」「踊る持ち」のキャラクター
  • タイプG 専用の武器スキルとA350スキルを持つキャラクター
  • タイプH 専用の武器スキルとB300スキルを持つキャラクター

平たく言えば、非神器持ちの査定が1段階アップすることで一般的な神器持ちとのフル査定の差がなくなり、
専用A350もしくは専用B300スキルを持つキャラクター群の査定も1段階アップします。
Fに関しては、150SP補助の「歌う」「踊る」を装備する場合に、専用武器持ちの踊り子が持たない踊り子に対して1段階アップすることになり、僅かながら格差が生まれますが、気にする必要は無いでしょう。

査定面で特に大きな恩恵を受けるキャラクターには、以下が挙げられます。
なおあくまでも闘技場を攻略するための記事であり、スキルの効果自体の実用性は考慮しておりませんので、ご了承ください。

  • 総選挙ヘクトル
    Tier2相当の総合値175と、全キャラクターで唯一A350スキルを持つタイプGのキャラクターです。
    これまでの最大SPが2370だったので、C240→300で60増えることで2430となり、Tier1に昇格します。
    なお、Tier1はC300の専用スキルを持つスルト、伝承チキと、武器以外の専用スキルを持たないタイプBであるハロウィンミルラで構成されているため、
    Tier1のキャラクターがさらに1段階アップすることは今回はありません
  • クリスマスファ
    Tier1相当の総合値180を持っていましたが、専用スキルを一切持たないタイプAであるが故にTier2止まりでした。
    タイプAの最大SPは2270なので、今回60増えることで2330となり、Tier1に昇格します。
  • ゼルギウス
    総合値は惜しくも174ですが、専用のB300スキルを持つ代表的なTier3・タイプHのキャラクターでした。
    タイプHの最大SPは2280なので、今回60増えることで2340となり、Tier2に昇格します。
    ご存知の通り、ほぼ同じ条件のタイプHのキャラクターは他に結構な人数がいるのですが、特に彼を強くオススメする理由は限界突破の仕様変更で、Tier1に昇格することがほぼ間違いないためです。
    限界突破の仕様変更に関しては、近い内に記事を書こうと思っています。
  • 伝承リョウマ
    伝承英雄でありながら死闘スキルにいち早く対応した、専用のB300スキルを持つ疑似総合値170・Tier3・タイプHのキャラクターです。
    ゼルギウスと同じくさらにC300スキルをつけることでTier2に昇格します。
    この条件に該当する伝承英雄は(該当する死闘が出ない限り)他に存在しないので、持っている方は検討してみてもいいでしょう。
  • 総選挙アイク
    伝承英雄ではありませんが、10凸所持率が比較的高く、死闘スキルに対応している疑似総合値170・Tier3・タイプHのキャラクターです。
    ゼルギウスと同じくさらにC300スキルをつけることでTier2に昇格します。

以上の5名は査定用キャラクターとして運用するならその価値がさらに大きく上がりますので、既に活用されている方は継承をオススメできます。
その他、ある程度の恩恵を受けるキャラクターを紹介します。

  • フリーズ、スリーズ、伝承エフラム、伝承マルス
    対応する死闘スキルがまだ登場していない、タイプHの伝承英雄群です。
    当然いずれも1段階上昇しますし、今後対応する死闘スキルが登場する可能性や、現状で伝承英雄の査定を盛る方法が少ないことを考えると継承を検討する価値はあると思います。
  • 総選挙リン、シグルド、リーフ、総選挙セリカ
    伝承英雄以外の、対応する死闘スキルがまだ登場していないタイプHのキャラクター群です。
    当然いずれも1段階上昇しますし、今後対応する死闘スキルが登場した場合には総選挙アイクのように使うことができます。
    重装以外で高査定のキャラクターは珍しいので、
    検討する価値はあるかなと思います。
  • バレンタインエリウッド、クリスマスルフレアメリア、クリスマスクロム、クリスマスリズ、仮装ドルカス
    やや特殊な例になりますが、総合値172~176で、タイプAのキャラクター群です。
    このうち現状で総合値が175に届くのはバレンタインエリウッドとクリスマスルフレ、クリスマスリズのみですが、限界突破の仕様変更で同列に扱うことができるようになります。
    そちらと合わせることで、最終的にTier2まで昇格します。
    ただし総合値175のバレンタインエリウッドには凸数にも難があるので、即座にTier2に昇格するのはクリスマスルフレとクリスマスリズのみ、他は2月のアップデート待ちとなります。
    また、アメリアには少し後で触れる神器追加のリスクもあるため、注意してください。超英雄に関しては心配する必要はないかと思います。
  • ドーガ、アーダン、エルフィ、ウェンディ、シーマ
    総合値168~170前後・タイプAの、初期組の非神器持ち重装キャラクター群です。
    このうち現状で総合値が170に届くのはウェンディとシーマのみですが、限界突破の仕様変更で同列に扱うことができるようになります。
    そちらと合わせることで、最終的にTier3まで昇格します。
    繰り返しになりますが、即座にTier3に昇格するのはウェンディとシーマのみ、他は2月のアップデート待ちとなります。
    また、この5名には次で触れる神器追加のリスクもあるため、注意してください。
  • バーツ、ホークアイ、ハロルド、ファ、ボーイ、通常ニノ、通常ティアモ、ツバキなど
    死闘スキルに対応しているが、神器を持っていなかったタイプAのキャラクター群です。
    いずれも1段階上昇し、神器持ちと同じように扱うことができるようになります。
    これらのキャラクターは☆4☆3排出が存在し、手頃に凸できるのが魅力です。
    しかしながら、査定目的で非神器持ちのキャラクターにC300スキルをもたせることは、
    シャニーやバアトルのように神器追加が来た場合に無駄だと感じやすいですし、
    完全な査定目的であれば元々神器持ちで死闘に対応したキャラクターを使ったほうが良いので、よく考えて継承するようにしましょう。

なお、非神器の杖のキャラクターは以前の記事の繰り返しになりますが、奥義や補助スキルの問題がありますので、査定目的での継承はオススメできません。
また、先に述べた通りこの記事では「攻撃の鼓舞4」などスキル自体との相性(例えば、クリスマスファにC300スキルを装備させると「重装の行軍3」役がいなくなってしまうなど)は一切考慮しておりません。
実用性を考えてスキルを装備させるのも、闘技場を意識してスキルを装備させるのも個人の楽しみ方の範疇だと思いますので、記事の活用は参考までにお願いします。

余談になりますが、正月休みの間に限界突破の仕様変更についてはまとめたいと考えています。
Tierリストについては大幅な修正が必要になるので、今の記事はひとまず2月頭まで更新を続け、それまでに新しい仕様に対応した新版のTierリストを作成したいと思っています。

まぁ、気長に待ってください。